『過保護な親が子どもをダメにするのではないか』と僕が思ったときの話
ブログやYouTube、Web媒体運用の個別コンサルティングなどに取り組んでいるとどうしても家の中で閉じ込もって仕事をすることが多くなってしまいます。
僕は最低でも月に1度は外で自然観察をしたり、生き物を見に行くよう心がけています。
そのため地域の自然観察会なんかにも顔を出すことがあるのですが、そういった場には親子で参加される方も多いです。
面白いことにそういった場に行くと親と子の関わりなどものすごく考えさせられます。
今回はそんな中でも僕が『過保護な親が子どもをダメにするのではないか』とふと思った瞬間についてお話していきたいと思います。
観察会に参加する親子
地域の観察会に参加すると色んな方とお会いしますが、一番多いのはやっぱり親子です。
夏場は虫取りだったり、網で魚を掬ったり子どもにとっては思い切り遊べる良い機会になります。
ただ、やはり自然の中で遊ぶというのは怪我をしたりするリスクもあるんですよね。
有りがちなのは、たまたま近づいてきたハチに驚いて、攻撃してしまって刺されてしまう…とか^^;
僕も小学生のときにハチにビックリして棒を振り回してしまったことがあり、案の定刺されてしまいました 笑
実際に刺されたり、怪我をするなど痛い思いをする必要はないですが、対処法とかを学ぶ上では自然の中で遊ぶ上では自然観察会というのは絶好の機会なんですよね。
一匹の毒蛇をどう教育に活かすか
ある時よく参加している観察会で僕がたまたま毒蛇を見つけた時がありました。
その時のヘビがこちら
ヤマカガシというヘビで日本に広く分布する毒蛇です。
※日本でも過去に3例ほど死亡例が報告されているので、基本的には触らない方が良いです。
ただ、率先して襲ってくるようなヘビではないので脅かしたりしなければ基本的に実害はありません。
この時に2組の親子がいたのですが、毒蛇が出た時に全く違う反応をしたので非常に考えさせられました。
真逆の反応をした2組の親子
ある親子は毒蛇と知るや否や子どもに対して『絶対に近づいちゃダメ!』と言って毒蛇を見ずにその場を離れていきました。
もう一組の親子はその真逆で、
お父さんが
と言ってヤマカガシをちゃんと観察するように促したのです。
そのお父さんは自分の子どもにちょっとだけヘビに触れるように声を掛けて、最後にこう言いました。
過保護な親が子どもダメにするのではないか
ちょっとしたやり取りだったのですが、この時ものすごく考えさせられたんですよね。
タイトルにあるように
『過保護な親というのは時に子どもに正しい知識や考え方を学ぶ機会を奪ってしまうのではないか』
そんな風にも思えました。
“ダメにする”というのは言い過ぎかもしれませんが、僕は少なくとも後者のお父さんの教育はすごく好感を持てました。
そのお父さん曰く、
“ちゃんと何が危なくて、どうして危ないのか”という理由を知るということは自然の中で遊ぶ上で本当に大事です。
子どもに毒蛇を見せなかった親はきっとその場でヘビに近づいた時のリスクを考えて、子どもを守ったのだと思います。
どっちが正しいということは一概に言い切れないですが、個人的には先々のことまで考えて物を教えてあげた方が良いのではないかと。
頭ごなしに”これがダメ、あれがダメ”と理由を説明することなく、子どもを押さえつけてしまうと先々自分で考えて行動できなくなってしまうのではないかと僕は思っています。
自分で考えて行動できる人になるために
今回は子どもに対する自然教育の話を中心に話してきましたが、大人でも自分で考えることができない人はたくさんいます。
日本の教育は『右倣え右の教育』なので、特に明確な理由もなく『皆やっているから』という理由で思考停止になっている人が多いです。
僕も以前まで自分で考えて行動するというのが苦手でした。
けれども自分で独立して何かをする場合は基本的に全て自分で考えなければなりません。
僕のブログにはブログやYouTubeなどから自分のビジネスを始めてみたいという方が多く来ますが『常に自分で考える』という姿勢は後にも先にも大切になります。
“自分が自分で考えられる大人でないと子どもに対しても、自分で考える大切さというのは伝えられない”
これは確実だと思うので、僕達はちゃんと自分で考えられる大人になっていきたいものですね^^
Comment
こんにちは!
前に私に話してくれた内容ですね!
びっくりしたので思わずコメントしようと思いました(笑)
この話には本当に納得です!
これからも応援しています(^^)!
たなべさん、コメントありがとうございます。
こちらの話はどこで話しても好評だったので記事にしました^^笑