YouTubeで月100万回再生されると収益はいくらになるのか?
ユーチューバーという存在が世間でも騒がれるようになり、YouTubeでお金を稼ぐことができるということも多くの人に知られてきています。
子供の将来の夢のトップランキングにユーチューバーがランクインするくらいですが、動画が再生されることで実際にいくら収入があるのか?
僕もYouTubeへの動画投稿に挑戦しており、2017年6月にとあるチャンネルで月間100万回再生を突破することができました^^
今回はYouTubeで動画が月間100万回再生された場合、どれくらい収益が発生するかなどYouTubeのお金周りについて解説していきます。
どうして動画が再生されて収益が得られるのか?
上記の画像は収益化されているチャンネルの動画収益化設定のページ表記です。
YouTubeの投稿した動画が再生されることで収益が得られるのは、動画内ページに表示される広告がクリックまたは視聴されることで報酬が発生します。
動画を再生する前に流れるCM広告や動画再生後に動画内に表示される広告、動画横にある広告などが動画投稿者の収益の元ということですね!
広告自体はYouTubeのものではなく、グーグルアドセンスというグーグルの広告を利用することになります。
アドセンスは発生した広告料のうち68%がチャンネルやブログなどの媒体所有者の手元に入る仕組みとなっています。
YouTubeに投稿した動画の報酬額はいくら?
YouTubeに投稿した動画の収益は“1再生あたり0.1円”とよく言われています。
YouTubeでトップユーチューバーの動画を見ている人は良く耳にするかもしれませんね。
ただ、これはだいぶ前に言われていた単価かつ、2017年頃は全体的に下がっている傾向にありました。
その後2019年ビジネスYouTuberと総称されるようなジャンルで教育系の動画は非常に単価が高いことが認知されています。
かく言う僕もYouTubeでは主にブログについて解説するチャンネルを運営していますが、他のチャンネルと比べても広告の単価は高いですね。
こちらのチャンネルでも視聴維持率が45~55%と高い動画においては、1再生0.5~0.8円と非常に高い単価が出ています。
例をあげておくと、以下のようなしっかりと視聴維持されている動画では1再生0.6円と収益性が良いです。
なので、収益に関しては表向きの再生回数だけでは単純には測れないというのが2020年の現状と言えます。
視聴維持率が低い動画や教育的な動画でないものは、上記のチャンネルであっても1再生0.1~0.2円ほどです。
そのため一括りに1再生いくらとは言えず、ジャンルや動画の内容によって単価はかなり変動するでしょう。
今回のは100万回再生されたらいくら収益が出るのかというテーマなので、その実例も見ていきましょう。
月間100万回以上動画が再生されたときの収益(エンタメジャンル)
僕のとあるエンタメジャンエルのチャンネルが月間150万回以上動画が再生された時のデータです。
広告収益もYouTube単体で15万円ほど上がりました。
広告の単価は運営しているチャンネルや動画内容によって異なるので一概にはいくらと言えないですが、
こちらのエンタメチャンネルのデータを元にすると、1再生0.087円ほどです。
こちらのチャンネルでは10分以上の長い動画をほとんど作らないので利用していないですが、ミッドロール広告という動画の途中に挟み込む広告を使うと1再生あたりの単価を0.1円以上にすることも可能なようです。
もちろん動画がしっかりと広告を挟んでいるところまで見られないと収益にはならず意味がありません。
チャンネルはこちら
YouTubeの収益は時期によって変動する
また、YouTubeで得られる報酬は時期によって大きく変動します。
YouTubeに表示されるグーグルアドセンスの広告は多くの企業が利用している広告です。
そのため、企業が広告費にお金を投じる決算月となる月は収益性が高まる傾向にあります。
特にその中でも年度末の3月と年末の12月は収益性が高く、広告の単価が上がることが多いですね。
あとは微妙にですが、6月と9月もほんの気持ち程度収益性が高くなります。
この季節指数は僕自身も体感しており、年度末の3月は日によっては通常の2倍ほど広告単価が上がっていました!
3の倍数の月は少し動画投稿の頻度を上げたり、動画のクオリティにこだわると良いとされています^^
YouTubeで収益を得る方法
YouTubeで収益を得る・稼ぐためには動画を投稿して、グーグルアドセンスのアカウントを取得する必要があります。
YouTubeのみで使えるものであれば、収益を得るための準備自体はそれほど大変ではありません!
その手順については以下の記事で解説しています。
⇒YouTubeのみで使えるアドセンスアカウントを登録・取得する方法
YouTube上で過去起きてきた変化
2017年4月 収益化には総再生数1万回以上
2017年4月の初めにYouTubeパートナープログラムが改訂され、総再生回数が10000再生以下の
チャンネルには収益が出なくなりました。
こちらについては情報が発表された当時は大騒ぎされていましたが、新規にチャンネルを開設した際に最初の得られたはずの1000円ほどの収益が入らなくなっただけです^^;
なのでこの改訂自体はそれほど大きな変化ではありません。
2018年2月 総再生時間4000時間・登録者1000人の審査条件追加
その後、さらにパートナープログラムに変更がありました。
2018 年 1 月 16 日、YouTube はパートナー プログラムの新しい資格要件を発表しました。チャンネルの過去 12 か月間の総再生時間が 4,000 時間、チャンネル登録者が 1,000 人に到達すると、このプログラムに参加できるかどうかが審査されます。これは収益化の要件を厳格化する取り組みの一環として行われるものです。これにより、YouTube をよりよいプラットフォームにするために貢献したクリエイターに報いるとともに、悪意のあるユーザーがスパムやなりすましなどの行為によって YouTube のエコシステムに損害を与えたり、クリエイターに便乗したりすることができないようにします。
こちらの改定によって、スパム的な動画を作成しようと参入するユーザーが淘汰されることになりました。
2019年4月 スクロール動画の収益化停止まつり
エンタメジャンルで運営していたスクロール動画のチャンネルが僕もこのタイミングで収益化停止されました。
毎月放置した状態で3~5万円ほど収益が上がっていたチャンネルだったので少し残念でしたね。
この改定を期にテキストスクロール動画を作成する人は完全にいなくなりました。
以下の動画で僕の見解と状況説明について話しています。
まとめ
どんな媒体もビジネスをしていく環境は日々変化していくものです。
YouTubeも以前よりしっかりと環境が整備され始めたので、これからもさらに伸びていく媒体だと僕は考えています。
誰でも挑戦することのできる上にYouTubeは初期費用が一切掛からないのが何より魅力的です^^
Comment
全体で100万回再生か…
コメントありがとうございます!
こちらYouTubeアナリティクスのグラフを
見ていただけるとわかりますが月間での再生数ですね^^
こんばんは…
ユーチューバーやメールで収入を得る方法がいまいち…分かりません!
興味はあるんですけど…
篠原さん
わからないという場合はまずは調べて知ることが大事ですね^^
YouTubeならアドセンスか自社商品の販売。
メールならばアフィリエイトか商品販売などが主な収入を得る手段になるかと思います。