大卒で就職失敗は人生終了?その後どうすればやり直しが効くのか?
大学3年や4年になると多くの人は就職活動を始めると思います。
僕は学生の頃、出版社の入社をして編集者になることを目指していました。
しかし、自分の望む結果は得られず、自分が心から行きたいと思えない会社に就職することになりました。
僕自身これを就職活動に失敗したと捉えていました。
『新卒』という肩書も失って編集者になる道は絶たれたと…。
今回は就職活動に失敗したら人生はどう変わってしまうのか、やり直しは効くのかについてお話していきます。
大卒で就職失敗は人生終了?
僕は当時学生の頃どのような道に進むか本気で悩んでいました。
進む道は主に3つ
『企業に就職する』
『学校の教員になる』
当時どの道にも行きたいと本気で考えており、中々决められなかったことを覚えています。
進学して生物の研究をしたいとも考えていましたし、企業に就職してバリバリ働きたい、ずっと志していた教員にもなりたいとも考えていました。
そして、悩んだ結果僕が選んだのは『企業に就職する道』でした。
“就職をするならばどのようなことをしたいのか?”
自分の人生を振り返って、自分に最も影響を与えたものは何かを考えました。
生き物が好きになって大学でも生物を学ぶ道を選ぶきっかけは何だったのか?
そのきっかけは小さな頃に読んだ昆虫の図鑑でした。
『生き物を好きになるきっかけを作ってくれた図鑑を自分で作ることで自分のように生き物が好きな人を増やしていきたい』
単純なことですがこの目標をやり遂げるために出版社の編集者を目指すことを心に決めました。
しかし、結果は惨敗…。
採用情報があった出版社は全て応募しましたが、 残念ながらご縁はありませんでした。
皮肉なことに出版社以外の会社だけはすべて選考が通りました。
就職活動の時期も終わりに差し掛かり、 新卒採用をしている出版社もなくなってきました。
僕は募集していない出版社にも コンタクトを取りましたが残念ながら望みは叶いませんでした。
『やっぱり無理なのかもしれない…』
現実的なことを考えて僕は別の会社に行くことを决めます…。
人生終了とまでは言いませんが、僕は就職活動に失敗しました。
自分が望まない会社に行くということ
今だから言えることですが、会社に勤めるということは『個人の望む望まない』は関係ないです。
“勤めるからにはその環境でどうするか”
雇われる身である以上は個人の希望ではなく、会社の意向に沿うべきです。
その環境でも自分がやり遂げたいことを達成するために、その会社で自分のことを高めるべきだと考えています。
しかし、人によっては自分が望まない会社に行くことになって、その会社では自分は何も学ぶことがないと思うことがあるでしょう。
そのような場合は一度立ち止まって自分を見つめ直すべきです。
僕は自分を見つめ直すことでやりたいことが明確化されたので勤めていた会社を退職することにしました。
その理由はこの環境では目標を実現することは難しいと判断したからです。
やり直すことはできるのか?
自分がやりたいことは何か?
『生き物を好きになるきっかけを作ってくれた図鑑を自分で作ることで自分のように生き物が好きな人を増やしていきたい』
僕の場合はこのような目標を立てていました。
もっと単純に言い代えると
『生き物や自然が好きな人を増やしていきたい』
就職活動ではこの目標を達成するために仕事を探していたことを思い出しました。
この目標を達成するためには
会社に勤めてやるべきことなのか?
方法は他にもあるのではないか?
そこで辿り着いたのが “独立をする” という選択肢でした。
自分の叶えたい夢や目標にもよりますが、就職活動に失敗したとしても僕は“やり直す”ことは可能だと考えます。
“自分自身で稼ぐ力や知識を身に着ける”
基本的にこれが叶えば様々な選択肢が増えます。
もしも、望まない会社に行くことになったり、勤めている会社にいる意味がないという場合は“独立をする”という選択肢を増やすのが一番早いです。
会社に勤めながら副業としてでも、独立するために学ぶことはできますからね。
それに自分で稼ぐことができる力は今後生きていく上で必要になってくることだと僕は考えています。
仮に就職活動に失敗したとして死ぬわけではありません。
もしも、失敗してしまったと思っているようであれば一度自分を見つめ直して自分はどうするべきかを考えてみると良いですね。