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コロナ感染した。2週間の自宅療養中は後悔しかなかった

 
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好きなことに特化したブログを書いて生活しているマーケッター。自然や生き物が好きで現在は農業にも取り組み、千葉県で梨を作っています。当ブログでは趣味で稼ぐ手法や楽しく生きるための情報を発信していきます^^♪ 詳しいプロフィールを見る

どうも、斉藤紹太です。

突然ですがあなたは「死」を実感したことはあるでしょうか?

人間、死に直面すると恐ろしく強いチカラを発揮したり、普段では絶対に考えないようなことを真剣に考え始めます。

先日、新型コロナウィルスに感染して、自宅療養をしている際に死を実感しました。

「あ、死ぬかも」

と本気で思ったのは人生史上2度目です。

前回は野生のトラを見たいという気持ちから、大学の卒業旅行でマレーシアのジャングルで遭難したことが原因。

この時は火事場のクソ力を発揮してなんとか生還しての今があります。

その時の話はこちら
水曜どうでしょうブンブンクンバンへの行き方は?マレーシア旅行記

 

そして、今回はコロナに感染したことで
肉体的・精神的にも弱りきって誰にも助けてもらえない状況下で
普段考えもしないことが頭によぎる貴重な機会になりました。

生きているって本当に素晴らしいことです。

口先だけで綺麗事はいくらでも言えますが、今なら心からそう思えます。

2021年9月現在、誰がどこで感染してもおかしくない状況です。

療養中も千葉県の感染者数や
亡くなってしまった方のニュースが繰り返し取り上げられて
「もう県をはじめとした組織が機能してない状況なんだ」と思いました。

いろんなことが頭の中をずーっとぐるぐるしている感じ。

今回は自宅療養期間中の生活や何を考えたのかをお伝えしていきます。

コロナ発症から療養期間中の容態の変化

8月17日に大阪から帰ってきたところ38.9℃の発熱が。

仕事の疲れもあると思って早く寝るも、翌日も朝から同様に熱があってやや危機感を感じます。

18日の昼は通常通り仕事をしていたが、
夜中には幻聴とひどい頭痛に襲われて飛び起きます。

この時に自身の心臓の音が両耳で爆音で聞こえるような幻聴があり、
息を吸っても呼吸が浅く、身体の感覚もおかしくなりました。

まるで自分だけ速い時間を過ごしているような感覚に陥ります。

体中から汗が出て寝間着は上下ともに
まるでプールに飛び込んだかのように濡れていました。

呼吸がしづらい状態になった時に死がよぎる。

「あ、死ぬ…」とマジで思いました。

その際に走馬灯のように過去のことを思い出したり、
今死んだら後悔するなと思うことが頭に浮かんできます。

正直、今は全ては思い出せないのですが、
自分が心の奥で思っていることが出てきたような感覚でした。

身体の不調と合わせて脳内の情報量がパンクして疲れてしまい、
着替えてまたベットで眠りにつきました。

19日は前日夜中に死ぬ思いをしたので、発熱外来を受け付けている病院で検査へ。

病院も通常の診療時間では
発熱している人は受け付けておらず、
昼休みの時間に検査をしてもらう流れに。

感染対策が徹底されていて、
他に来ていた発熱している患者さんとの距離は
7mくらい離されて順番に検査してもらいました。

「陽性ですね」

 

やっぱりかと思いつつ、すぐに病院から出されて帰されます。

フラフラの状態で自転車をいつもの3分の1のスピードで自宅へ。

感染者の手引が書かれたA4の紙を1枚渡されたのですが、

「解熱剤飲んで、よく食べて、なんとか頑張れ」

と要約すると書かれていて
薬も処方されずに家を帰ってきました。

彼女に市販の解熱剤や龍角散のど飴、
食料を買ってきてもらって自宅療養スタートです。

 

濃厚接触者の扱いも狭くなっているし、
保健所からも中々連絡も来ません。

後はもう自分でなんとかするしかないんだなと思いました。

 

検査後は熱と倦怠感、軽い頭痛だけだったので
まだ軽く仕事をしていましたが、
20日からデスクに座っているのもしんどくなって全ての仕事をストップ。

 

梅田さん、石崎さんと運営を務めるオズバンスのサポートも
メンバーさんには迷惑をかけますが休ませてもらいました。

 

21日以降は段々と症状が出てきてひどい咳も出てきます。

 

体調も少し良くなったかと思えば、
また発熱がひどくなって強い倦怠感を感じたり、
良くなる兆しが全くなかったです。

 

後輩からLINEで「食事を摂らないと全然治らない」と
連絡をもらったのでUberEatsでサイゼリアのミラノ風ドリアを注文。

食欲がなくてちゃんとした食事を久しぶりに食べたんですが、美味しすぎて泣きました。

食べかけの写真で申し訳ないですが、感情を保存するために撮っておきました。

 

 

8月24日には29歳の誕生日を迎えます。

 

本来は彼女とお祝いの食事に行くはずでしたが、こんな景色を眺めていたのが現実です。

 

スマホの液晶を見るだけ頭が痛くなってきたので
アニメや映画なども見れずにやることは
「寝る」か「起きたまま考え事をする」以外になくなりました。

強制的な内観・内省タイムに突入です。

 

「後悔すること」と「自己を肯定できること」

死ぬかもと思った18日に見た走馬灯について考えていました。

よりリアルに死を実感したことで自分の在り方を見つめ直していたのです。

 

「死ぬ前に後悔することランキング」みたいな
コンテンツを以前に見たことがあるのですが、
まさにそこに書かれているようなことを僕も後悔していました。

 

真っ先に頭に浮かんできたことは以下の3つ

①やりたいと思ったのに挑戦しなかったこと
②大切な人と過ごす時間が減って約束したことをやっていなかったこと
③コロナ禍で祖父に会えていなかったこと

 

1つ目が「やりたいと思ったのに挑戦しなかったこと」です。

小さなことでも心が踊って「やってみたい!」と思ったのに、
やれていなかったことがバーっと頭を駆け巡りました。

・やってみたいけどちょっと怖いと思ったこと
・今はまだいいかなと思ったこと
・理由を付けて見送ってしまったこと

が頭に浮かんできて

「うわー、俺全然挑戦できてないじゃん」

自分の至らない部分に気づいたんです。

 

僕は今ブログを始めとした
ネットのビジネスをメインに取り組んでいるのですが、
2020年から不動産賃貸業にも参入しています。

 

実は不動産業の方でビビって物件購入を見送ったことがありました。

「うわー!これやりたい!」

と直感で思ったのでリサーチも徹底的に行ったところ
その時は勝算で言うと五分五分だったんですよね。

「いい物件でもないけど、悪い物件でもないな~」

ただ上手くいかせるためには
まだやったことのない方法で取り組む必要がありました。

「うーん、無理にこの物件で無理に挑戦する必要ないかな」

と判断してチャンスを手放しました。

 

しかし、見送った後もその時はモヤモヤは続いて
なんとも煮え切らない感じに。

 

追加でリサーチすると大成功とはならなくても
やってみる価値のある物件であることがわかりました。

実際は上手くいくかはやってみないとわからないんですけど。

 

ただ、その時の気持ちがフラッシュバックしてきて

「あー、やっぱりあの時にワクワク感は正しかったな~」

と挑戦しなかったことが僕の頭をめぐります。

 

他にも先送りにしていたJVの提案や
人に任せて動いてもらえばできることなど
わんさか出て来るんですよね。

 

ビジネス的にはブログや不動産、YouTube、Web制作など色々なことをやっているけど、部分的には挑戦していない自分もいるんだなと。

 

今回で1mmでもやりたいと思ったことを
やっていないのは100%後悔すると強く実感しました。

 

だから、見送っていたことでまだ挑戦できることは
療養が終了してから即取り組み始めています。

具体的なことで言うと、
同業の方に共同ビジネスをしていく提案をしたみたりといった感じです。

 

逆にコロナでぶっ倒れる前にやっていた行動で肯定できることもありました。

大阪に戸建てを購入する話を進めていたことです。

僕は千葉県に住んでいるので基本的に物件も千葉県内で探しています。

近い未来に実現することである
「千葉県北西部に起業家やフリーランス向けなシェアハウスを作る」という目標もあるので。

しかし、中々いい物件に出会えずに足止めされていたので、遠方の物件についても挑戦してみたいと思っていました。

やりたい気持ちがあるのに
「遠方だと怖い」という謎のマインドブロックがあったんですよね。

そんなタイミングでいい物件が大阪で出ました。

「遠方だろうが安い物件で勝算があるならやるべきだよな」

「内装はどうにできるよなー」

「ぶっちゃけやったことないから挑戦してみたい…!」

と思って2021年7月下旬に話を進めることに。

8月上旬に物件も確認して手付金も支払っている状態でコロナにかかったわけです…

内観していても「よくやった!」と自己を肯定することができました。

他で言えば、地域メディアについてガンガン取り組んでいたことも同様です。

やっぱり自分がやりたい!やろう!と行動できていることは肯定できるし、自信になります。

 

ビジネス的な部分での「後悔すること」「肯定できること」はこんな感じですね。

 

マジでやりたいことをやれていないのは悪だと思いました。人生は有限です。

 

だから僕はやりたいと思ったことは
この命があるうちにすぐやって行きます。

 

ぐるぐる頭を駆け巡ったプライベートなこと

ビジネスの発信をしているのでついついそっちの話をしがちですが、
プライベートを見直すきっかけにもなりました。

これを読んでいる人にも聞きたいのですが

なんのために働いているの?
お金を稼いでいるの?
自分でビジネスしているの?

と問われたらなんて答えますか?

 

僕は一言で言えば
「自分の好きなように人生を過ごせるため」だと思っています。

 

なんか、会社員から独立して個人で生計を立てるようになって、法人化して腰据えてビジネスしていると仕事に没頭しがちです。

 

仕事やビジネスそのものが狂ったように好きな人もいます。

 

それも良いことだと思うんですけど、
人生は仕事やビジネスだけがすべてじゃありません。

 

絶対に欲しいものがあるとか、
家族と幸せな時間を過ごしたいとか、
趣味にお金をぶち込んでいきたいとか、
異性にゴリゴリにモテたいとか、
めちゃめちゃ贅沢したいとか、
崇拝されるような人になりたいとか、

人によって千差万別だと思います。

 

療養中ずーっと考える時間があったので
「僕は何のために働いているのか?」ということを整理してました。

 

現状での結論で言えば、

「お金がないこと」と
「時間がないこと」が理由で
できないことがある状態をなくすための手段

として自分でビジネスをしています。

 

だから、仕事が忙しくて時間がないという状態は論外なわけです。

 

それがちゃんと整理されたのには
コロナ感染前の出来事も非常に大きいです。

 

めちゃめちゃプライベートな話で
ココに書くのも少し恥ずかしいことなんですが、
6月あたりに良きパートナーができました。

 

そのパートナーと一緒に過ごすようになって
「自分は仕事の予定を入れすぎだった」だと気づきます。

 

もちろん仕事も好きです。

新たな挑戦をしてうまくいって稼げるのは楽しいし、
ビジネスに時間を投じることに惜しんでいませんでした。

 

しかし、自分が稼働して成り立っている仕事が多かったのです。

 

 

「あれ?意外と自分の自由時間がないのでは?」

 

 

パートナーができたからこそ、
僕は僕がいなくても仕事が回るように人に任せる工夫をしました。

 

すると自分の稼働時間で言えば、
半分くらいにしても収入もそこまで変わりませんでした。

 

「あー、時間の自由があるが故に自分を使いすぎていた」

 

と反省点がバコバコ出てきます。

 

・自分の時間が最も貴重で代えが効かないこと

・自分がいなくてもビジネスは回ってお金が入ってくる

・最終兵器としていつでも自分が出れる状態が理想

 

 

だから、コロナ前にパートナーと
過ごす時間を増やすために
必死こいて人に任せる体制を整えたりしました。

 

そして時間ができると
会話もする頻度が増えるので
いっぱいやりたいことが出てきます。

 

「次は石垣島へ行こう!」

「高尾山登りたい」

「セミを捕まえて唐揚げ作ろう」



いろんなやりたいことをピックアップしました。

 

しかし、コロナ感染してしまい、
感染2日目に死に直面した時に

 

「あー、全然できてねえや」

 

言葉にもならない悲しい気持ちになります。

 

「もっと大切な人と一緒に過ごす時間を作ればよかった」

 

死ぬ前に後悔することランキングにも出てくる項目です。

 

全く同じことを考えていました。

 

思い起こせばコロナ禍になってから祖父にも会えていない。

仙台に住む弟と一緒にゴルフの打ちっぱなしにも行けていない。

 

出来ていないことばっかりです。

 

 

「やりたいと思ったことをすぐにやれる状態」

にあることが改めて重要なことだと思いました。

 

 

金銭的な自由があるのに
さらにお金を稼ぐために時間を膨大に費やしていて、
やりたいことができていないんじゃ本末転倒。

 

 

これって自分でビジネスをしている人に限らず、
サラリーマンとしての仕事が忙しすぎる人も一緒です。

 

 

自分がどう在りたいかを明確にして
やりたいことがやれていない状態ならば、
その根本原因と課題に向き合う必要があります。

 

ついこの間の僕で言えば、
時間を仕事に使いすぎだったので
課題はアウトソーシング(外注化)することでした。

 

今はコロナから快復して、仕事との時間バランスを考えて過ごしています。

今はだいぶ仕事量も減ったので
先日もパートナーと一緒に家で
のんびりお好み焼きを作ったりしていました。

 

やりたいなーと思ったことは
すぐに実施できるように最適化あるのみです。

 

「自分の好きなように人生を過ごせるため」に
これから時間もお金も人間関係も上手く使っていきます。

 

 

コロナ感染して「死」を実感して伝えたいこと

 

療養期間中に思ったことはツラツラ書いてきました。

その上で伝えたいことがあります。

僕の発信を見てくれている方は

・自分でビジネスを作ろうとしている
・副業で収入を上げていきたい
・ブログでの広告収入を伸ばしていきたい

など、主に経済的な自由を得たい人が多いはずです。

 

今までブログを始めとしたビジネスの相談を
メールでの問い合わせも含めれば1000人以上してきました。

 

相談される側の裏側をお伝えすると、
ファーストコンタクトでの相談の8割は
「やるかやらないか迷っている」という相談です。

 

挑戦するか否か。

確かにやったことがないことをやるのは怖いです。

 

「失敗したらどうしよう」とか、
「無駄な努力だったら嫌だ」とか、
色々ブロックを感じることはあると思います。

 

けど、やりたいのに挑戦しないのは100%後悔する。

 

1mmたりでもやりたいと思って
心が踊ったのならやってみれば良いです。

後でやろうと思った時、その「後で」は来ないかもしれません。

 

それと自分にとって大事な人や一緒に過ごしたい人とは
使える限り同じ時間を共有しましょう。

会いたいと思っている人には会いにいきましょう。

いつ会えなくなるかわかりません。

 

行動すればあなたの時間はとても有意義なものになるはずです。

 

 

基本的に僕の人格は変わりませんが、
方針についてはマイナーチェンジが入りました。

 

・やりたいことをやりたい時にできる状態にある

・大切な人や関わりたい人のみ一緒に時間を過ごす

・信じてついてきてくれるクライアントが理想の生活を送れるよう成長に寄与する

・在り方を自ら決定できる人を増やす

これらの方針を元に引き続きビジネスに取り組んでいきます。

コロナ療養後のこと

コロナに罹る前の生活に戻ってクライアントさんといつも通りやり取りすると、このニュースが僕のことだと思って焦ったという心配の声を十数人からいただきました。

千葉県でも同じ市在住の方の話だったので本当に他人事ではないです。

また、誕生日に連絡いただいた方にはこの場を借りてお礼申し上げます。

今回みたいに有事の時に連絡をいただいたり、長く付き合っていける人とは関係性を濃くしていきたいなと改めて思いました。

 

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