アドセンス広告のクリック率が高い位置|最適な数とサイズを解説
アドセンスを用いてブログで収益を上げていく際に知っておきたいのが、広告についての予備知識です。
特にアドセンスの広告の配置や数、サイズなどはブログで稼いでく際に収益面に大きく関わっているので一度は広告について理解を深めておいた方が良いです。
今回はアドセンス広告の概要について細かくみていきましょう!
紹太
アドセンス広告の概要について動画講義
アドセンスの広告について
グーグルアドセンスの広告はどのようなものなのか?
実際の広告がこちらになります!
広告の右上にあるマークにカーソル当てた際に『Ads by Google』と表示されるものが、いわゆる”アドセンス広告”です。
こちらではブログやサイトで利用するアドセンス広告の概要について一通り解説していきます。
・アドセンス広告のサイズ
・貼り付け可能な広告の数
・クリック率が高い広告の位置/配置
などなどブログでアドセンス広告を使って稼いでいくために知っておくべきことに一つ一つフォーカスを当てて見ていきましょう!
※YouTubeアドセンスの広告について知りたい場合はこちら
⇒YouTubeの表示広告の種類と設定方法
アドセンス広告の種類
アドセンスは最初はテキスト広告やディスプレイ広告しか使えませんでしたが、2016年頃から扱える広告の種類が増え始めています。
2017年7月からはさらに『インフェード広告』と『記事内広告』なるものが使えるようになり、2018年頃はリンク広告が収益性が高かったです。
2019年になってからは新規でアドセンスを取得した方はリンク広告は使えなくなっており、表示されている人も今後廃止されていく可能性が高くなっています。
新規の方は最初は3つの広告(ディスプレイ、インフィード、記事内)しか使えません。
恐らくですが、今後も広告の種類や仕様についてはドンドン変わっていくと思います。
ディスプレイ広告
恐らくPCやスマートフォンでネットを使っていれば一度は目にしているのが
『テキスト広告』と『ディスプレイ広告』です。
ディスプレイ広告は以下のような広告のことを指します。
例1)
例2)
ディスプレイ広告は画像や動画アニメーションを用いた広告。
様々なサイトやブログで使用されているアドセンスの中でも最も一般的な広告ですね。
関連コンテンツ
関連コンテンツ広告は以下のような、自身のブログの関連記事に広告を溶け込ませた形のアドセンス広告です。
自分の他の記事のリンクに合わせて、画像とテキストの広告が入ります。
こちらの広告は誰もが最初から使えるものではなく、ある程度のアクセス量とコンテンツボリュームが必要だとされています。
詳しくはこちらの記事で解説しています
⇒アドセンスの関連コンテンツ機能とは?ユニット広告表示と設定方法は?
インフィード広告
インフィード広告は一部のユーザーに試験的に導入されてた後、2017年7月に新たな広告として開放されました。
インフィード広告はブログであれば記事一覧、ネットショップなどであれば商品一覧の中に自然と挟み込む広告のことです。
僕のブログに導入した場合は以下の赤枠部分ようなイメージになります。
ブログによっては記事一覧の表示され方が違うので、インフィード広告を利用する際は現状4つのデザインを選ぶことが可能です。
それに広告の画像サイズなども細かい調整ができるので自分が使っているブログのテンプレートに合わせて、より自然な形で広告が表示されるデザインを選択すると良いでしょう。
また、テキスト広告・ディスプレイ広告と扱いが違う点がいくつかあります。
・インフィードである記事一覧上、記事一覧中、記事一覧下にしか設置できない
※インフィード外で使ってしまうと規約違反になる可能性あり
インフェード広告は以上の点に気をつけた上で活用していくと良いですね!
記事内広告
記事内広告もインフィード広告と同様に、2017年7月にユーザーへ開放された新しい広告です。
この広告はテキスト広告やディスプレイ広告で記事中に設置していたものの代替広告のようなイメージですね。
どちらが良いかは検証してみないとわからないですが、縦は大きなサイズのままで画面幅に合わせてサイズが変わるのは収益性が高くなるかもしれません。
ただ、アドセンスは記事内広告の扱いを以下のように明記しているので使用する場合は留意しましょう。
この広告はテキストを含むページに配置しましょう。おすすめの配置位置は、記事の冒頭から 2 段落目です。なお、サイドバーには広告を配置しないでください。掲載結果にマイナスの影響が出る恐れがあります。
重要: 複数の広告を配置する場合は、コンテンツが読みにくくならないよう、広告と広告の間隔を十分に開けるようにしてください。
リンク広告
リンク広告は下記のような一度クッションで広告一覧のページに飛び、その後広告先のサイトへのリンクに誘導されるアドセンス広告です。
2018年9月時点では、このリンク広告が一番収益率が高い傾向にあります。
現在新規でアカウント取得した方は廃止されているため、使用することはできません。
アドセンス広告のサイズ
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は表示する広告サイズがレスポンシブで設定することで自動的にアドセンスが選んでくれます。
現状のブログ運営では、どのジャンルのブログでも基本的にレスポンシブを使用しています。
※以前はレクタングルサイズで固定していました
関連コンテンツ・インフィード・記事内広告
インフィード広告と記事内広告はレスポンシブなので、ユーザーが使用しているデバイスに合わせて広告サイズが変わります。
そのため、サイズに関して編集などは必要ありません。
貼り付け可能なアドセンス広告の数
貼り付けで可能なアドセンス広告については今と昔では変わっている部分があります。
※ネット上には古い情報もあるので要注意
【2016年8月まで】
1ページにはアドセンス広告は3つまで(制限アリ)
【2016年8月~】
1ページあたりの広告数の制限を撤廃
グーグルアドセンスの広告は以前までは1ページに3つまでしか設置できないという制限がありました。
2016年8月からは上限が撤廃され、現在は1ページに4枚以上の広告が設置できるようになっています。
だからと言って、闇雲に広告を貼りまくれるわけではありません。
数に制限はなくなりましたが、これは今まで以上にブログやサイトの運営者に広告利用の采配を任せられるようになったことを意味してます。
Google側が求めているのは”価値のあるコンテンツ”なので、1ページあたりの広告数を多く使用する場合はそれだけの価値(コンテンツ量)が必要だと言うことですね。
もちろん、3つしか広告を貼ることができない時期も1記事あたりのコンテンツ量や質は求められていました。
よく言われる一つの目安としては、1記事1000文字以上などと言われることが多かったですね。
※厳密に言えば、狙うキーワードや執筆するネタによって適切な文字数は大きく変わります。
そのため、僕は一つの目安として文字数に合わせて設置する広告数を変えています。
基本的には今までと変わらず1記事あたり3つを維持していますが、コンテンツボリュームが大きいものについては4つ、5つと設置することもあります。
アドセンス広告のクリック率が高い位置・配置
僕は以下のような広告配置でアドセンスをメインの収益としているブログを作っています。
※例として僕のブログデザインを使用しています。
■配置箇所
・冒頭文下にリンク広告
・冒頭文下のリンク広告直下にレスポンシブ広告
・記事中にレスポンシブ広告
・記事下にリンク広告
・記事下にリンク広告直下にレスポンシブ広告
・(使用できる場合は記事最下に関連コンテンツ広告)
・サイドバー下に縦長の最大サイズのディスプレイ広告
広告を貼り付けてはいけない場所
アドセンスは以前までは問題なかった広告の配置場所でも急に規約違反になったりすることが稀にあります。
僕が過去に記事の上に配置していたレクタングル(大)広告が規約違反として警告されたことがありました。
考えられる違反の理由としては、コンテンツ(記事)を下に押し下げていたこと。
僕はアイキャッチ画像の下に広告を設置していたので、記事のテキストよりも下に広告を設置しなければならくなったというニュアンスだったと思います。
多くのブログ実践者が同時期に警告を受け取っていたので一種の取締りのようなものだったのかもしれません。
内容は抽象的で解釈が難しいですが、Adsenseの規約は必ず一度は目を通して自分のブログは違反していないかを確認しておきましょう。
アドセンスの広告掲載率について
こちらアドセンスの管理画面にしれっと追加されていた「広告掲載率」の表記画面です。
広告掲載率は100%がデフォルトなのですが、ユーザーの利便性向上に繋がる範囲に設定することで広告の数を減らせます。
僕自身は100から82%に下げたところ、ややCTRが上昇し、広告のクリック単価も微増しました。
調整は必要だと思いますが、最初は敢えてテスト広告の配信数を減らしていくと良いと思いますね^^
アドセンスブログのクリック率の目安
クリック率(CTR)は広告がクリックされた回数をPV数(ページ閲覧回数)で割った数字。
上記で僕が推奨していた広告配置であれば、クリック率は0.7~1.2%前後です。
もしも、上記の配置にしていてこの数字を大きく下回る場合は何か問題がある可能性があるので広告の表示され方などを見直すようにしましょう。
アドセンスの広告は面白いことにブログのジャンルによってクリック率は大幅に変わります。
アドセンスに出稿されている広告にマッチしたブログを運営していれば、クリック率は3%以上の数字を出すことも可能です。
特に広告を意識して選んだジャンルのブログ出ない限り、クリック率は1%前後であれば及第点と考えて良いでしょう。
アドセンスの単価やクリック率を上げる考え方についてはこちらの動画で詳細を解説しています。
0:33 アドセンス広告の仕組み
1:11 アドセンス報酬の決まり方
2:29 アドセンスのクリック単価について
3:55 クリック単価を高めるためにできること
6:27 アドセンス広告の目標成果(広告主目線)
8:42 クリック単価が変動するその他の原因
10:54 アドセンスのクリック率・ページCTRについて
12:32 ユーザー層によるクリック率の変化
15:00 CTRと単価どちらを取るべきか
16:57 アドセンス広告の改善まとめ
まとめ:アドセンスも媒体や広告に合わせて活用すべし
アドセンス広告の概要については以上になります。
アドセンスは常に変化し続けており、新しい広告が出ることもあれば規約が変わって今まで通用していたことがダメになることも。
ブログで稼いでいく上で重要な立ち位置にある存在なので、その変化に対応しながらブログに挑戦し続けていく必要があります。
広告を利用するからには、プラットフォームに嫌われないように上手く付き合っていくようにしましょう。
Comment
しよーりんさん、こんにちは。いつも役立つ記事をありがとうございます。
今回の記事で質問なのですが、リンクとディスプレイを立て続けにおいたら、スマホの場合はスクリーンが広告で埋まりますよね?
この場合は、規約違反にならないのでしょうか?
コメントありがとうございます!
現状この記事のような形で設定しているのですが、問題ないですね^^