本当にやりたいことの見つけ方-好きなことを仕事にするということ
最近、本格的に農業の仕事を始めることを考えています。
どうも、しょーりんです。
僕は現在自分のやりたいことに実現するために、今やるべきことを実践する毎日を送っています。
たまにビジネスとは全く関係ない大学時代の友人たちと食事をすることもあるのですが、久しぶりに会うとこんなことを言われます。
『しょーりんはやりたいことをやっていて楽しそうだよな』
最近妙にこの言葉が引っ掛かったんですよね。
もちろんその友人も”やりたことがあるからこそ”今の会社に勤めています。
ということで今回は”本当にやりたいこととは”ということについて僕の解釈を話していこうと思います。
本当にやりたいことは何なのか
『本当にやりたいことはありますか?』
この質問をして即答で答えられる人はかなり少ないかもしれません。
しかし、すでに仕事をしている人であれば
“自分の本当にやりたいことは何か”
という問いを過去に1回か2回は自分に問いかけた経験があるはずです。
僕はこの問にすぐ答えることができます。
その答えがこちら
『生き物や自然の魅力・面白さを多くの人に伝えること』
大げさに言えば僕はこれを達成するために自分の人生を使うと決めているんですよね。
だいぶ偏った人間だと思われるかもしれませんが、これを成し遂げるために人生を使おうと思ったのにはちゃんと理由があります。
【過去の話】
僕は子どもの頃から自然の中で生活する機会に恵まれていました。
小学生の頃には畑の授業があり、秋には収穫感謝祭と言って獲れた作物に感謝しながら豚汁を食べるという行事までありました。
夏には友達と虫かごを持ってクワガタを捕まえ、池でザリガニを釣る。
自分にとってはこれが日常で、誰もが経験していることだと思っていました。
中学生・高校生になると”自分がしてきた経験は特別なことなんだ”と段々気づいていきます。
そして、過去の経験を踏まえた上で高校生の受験前に初めて
“自分は何をやりたいのか”
という問いに向き合ったのを覚えています。
中学・高校では極々一般的に人の目を気にするような生活を続けていたので今まで何をしたいかなんて考えたこともありません。
けれどその時に出てきた答えが生物について学ぶという選択でした。
“何となく生物が好き”
すごく単純な理由ですが、僕にはこれしかないと思ったんですよね。
大学受験が自分のやりたいことは何かを真剣に考えた最初の経験です。
そして、大学では生物学を選考し、学術的な研究でにも触れ、僕は就職する道を選びました。
就職活動をする際にも”自分の本当にやりたいことは何か”という2度目の問いにぶち当たります。
僕はこの時に”今の自分を作ってくれたものは何か”ということを考えました。
その時に行き着いたのがこの図鑑でした。
学研から出版されている『昆虫』という図鑑。
生き物が好きな僕に両親が物心つく前にプレゼントしてくれた大切な本です。
今でも大事に保管しています。
就職活動中にこの図鑑を見た瞬間 『これだ!』 と電撃が走りました(冗談ではなく 笑)
今の生き物が好きな僕を作ってくれたのは紛れもなく、この図鑑が原点だと思いました。
プロフィールでもお伝えしていることですが、これをきっかけに図鑑を作るべく僕は出版社への就職を試みました。
しかし、結果は惨敗。
そして就職活動の期間が終わってしまう焦りから、広告の会社へ入社することに。
ただ、広告の会社で営業マンをしているときもこの夢を叶えることは諦めていません。
今は仕事に打ち込んで実力をつけるときだと考えて、仕事を覚えることに必死でした。
仕事に打ち込み続けて慣れていくうちにある疑問を抱き始めます。
“自分のやりたいことってなんだっけ?”
そう思ってしまった瞬間に当時の仕事が自分が望む未来に繋がっている気がしなくなってしまったんですよね。
その後はあるきっかけでブログという存在を知り、好きなことをして生活をしている人の存在を知りました。
“これなら自分のやりたいことができるかもしれない”
それから不思議と仕事にも打ち込み、家に帰ってきてからはブログを書くという生活サイクルが始まります。
この時改めて思ったのは “やりたいことを叶えることに繋がっていないと頑張り続けることはできない” ということです。
好きでもないことで成功できるほど人生甘くない
その後会社に退職する旨を伝えた時は色んなことを言われまいした。
“若いうちに会社を辞めて、自分のやりたいことして上手く行くほど世の中甘くない”
当時は言われた言葉に心が揺れたりしましたが今の僕から言わせてみれば
“好きでもないことで成功できるほど人生甘くない”です。
好きなことをやっていると時間を忘れることってないですか?
僕は小さい頃は絵を書いていたり、水槽に飼っていた魚を眺めているときなんかよく時間を忘れていました。
“好きこそものの上手なれ”
という言葉があるように人は好きなことに対しては熱心に努力することができます。
もちろん今やっていることが直接的にやりたいことでなくても、好きなことをやるために繋がっている場合も努力できるんです。
今僕が書いているこの記事も”生き物の魅力を伝える”ということとは直接的な関係はありません。
しかし、不思議なことにブログを書いている時に時間を忘れてしまう状態になるんですよね。
これは自分の中で具体的に理想としている未来や目標を叶えられるビジョンが見えているからだと僕は思っています。
恐らく自分の理想としている未来や目標に繋がっていなかったら僕も長くは頑張れないです。
本当にやりたいことの見つけ方
しかし、中には“自分のやりたいこと”や”好きなこと”がないという人もゼロではありません。
その場合はしっかり”やりたいこと”や”好きなこと”を見出だせないと本当の意味で何かに打ち込んだり、取り組むことは恐らく難しいです。
これはブログで稼ぎたくて挑戦する人にも当てはまります。
僕が教えているブログで稼ぐ手段も”お金を稼ぎたい”という理由で始める方は多いですが、蓋を空けてみると実際は違うんですよね。
・家族と一緒に過ごす時間を増やすため
・自分の昔からの夢を叶えるため
・もっといい生活をするため
人によって内容は大きく違いますが、基本的にお金と時間を手に入れた後の未来が欲しいのです。
自分の本当にやりたいこと・好きなことを見つける方法は非常にシンプルで
“お金と時間を使ってまでしたいことは何か”
これを自分に質問するだけです。
具体的なところまで想像しないと思い浮かべられない場合は、
“今の仕事の給料が自動的に毎月振り込まれる場合どうするか”
と言ったように質問を変えると良いでしょう。
どんなことでも良いので、お金と時間を使ってまでしたいことを挙げていきます。
それが僕の場合は
『生き物や自然の魅力・面白さを多くの人に伝えること』
だったんですよね。
具体的に言い換えると“生物や自然が好きな第二の自分を作りたい”というのが正しいかもしれません。
そして、これを達成する手段の一つが生き物の図鑑を作ることでした。
柔軟に物事を考えれば他にも手段があることに気づき、僕は生物のブログを作ったりしましたね!
あとは自然のおもしろさや魅力を伝える手段として”農業”という選択もあります。
なので冒頭で言ったように今後農業の仕事も始めることも考えています^^
まとめ
僕の身の上話が多くなってしまいましたが僕が今回お伝えしたいことはこの3つ
・好きでないことをやって成功するほど人生甘くない
・何かに真剣に取り組むだめには本当にやりたいことを見つけるべし
・今やっていることが理想の未来に繋がっているビジョンがあれば迷わず取り組める
特に今仕事をしていて何か思うことがあったり、どこか仕事に打ち込めない人は何をしたいのか一度自分と向き合ってみて欲しいです。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
動画でも同じ議題について語っています。