ブログの記事はネタによって寿命がある!アクセスを安定的に集めるための考え方
ブログで収入を得る際に、事前に抑えておきたいポイントとして”記事の寿命“というものがあります。
“自分がやりたいブログのジャンル”と”どのように収益を得ていきたいか”をしっかりと踏まえた上で実践していかないと思っていたように進まない…という事態になりかねません。
今回はブログ記事の寿命について、安定的にアクセスを集める上での考え方について解説していきます。
安定的にアクセスを集めるための動画講義
ブログ記事の寿命とは?
ブログ記事の寿命というのは端的に言うと”アクセスが集まる期間”のことです。
記事のネタによっては一時的にアクセスが集まるだけで、その後ほとんどアクセスがなくなってしまうものもあります。
こういった一過性のネタも大きくアクセスが狙えそうならば確実に書いた方が良いです。
そして、反対に短い期間でアクセスを集めるのは難しいけれども、長きに渡ってずーっとアクセスを集めるようなネタもあります。
安定的にアクセスを集めて、浮き沈みがない形でブログから収益を得たい場合は寿命の長いネタを扱っていくべきですね。
どんな記事が寿命が長いのか?
記事ネタの寿命、アクセスが集まる期間をざっくり表したイメージがこのような感じ。
■一過性(トレンド)ネタ…記事の寿命短い
【1日限定のイベント】
ある1日だけ行われるイベントであれば、それが告知されている時からイベント当日までが”アクセスを集めることができる期間(寿命)”ということになります。
【今放送されているドラマなど】
放送されてるドラマも同じようにCMが打ち出されていたり、放送されている期間はアクセスが集まりますが、放送が終了すれば再放送でもしない限りは検索されなくなります。
こちらはとある映画について取り扱った記事のアクセス推移です。
見ての通り、一度大きくアクセスが集まって途中からアクセスが集まらなくなっていますね。
しばらくすると、またアクセスが集まり始めて徐々に下がっていく…
これを実際世の中で起きていることに紐解いていくと、最初の爆発は”映画の公開”。
そして、映画の放映が終わると急にアクセスなくなります。
再度アクセスが集まっているのはDVDのレンタル開始が原因かなーという感じです^^
個人的に映画ネタが好きなのは『映画の公開』、『DVDのレンタル・発売』、『地上波での放送』と3回アクセスのピークがあるところ。
一過性のネタであっても、しっかりと先を見越して記事を執筆すれば大きなアクセスを集めることも可能ということですね^^
■安定ネタ…記事の寿命長い
【季節に関するネタ】
日本には四季があるので、その季節ごとに検索されるキーワード・ネタがあります。
これらは毎年その季節になれば定期的に検索されるようになるので、断続的だけれども寿命の長い安定ネタということになりますね。
【通年検索されるようなネタ】
今回引き合いに出したのは『結婚』というライフイベントですが、無くならない限りは検索されるようなネタ・キーワードは通年検索されます。
僕が好きな生き物も同様に、狙っているキーワードである生き物が絶滅しない限りはアクセスが集まり続けるということですね 笑
こちらはとある安定ネタの記事のアクセス推移です。
通年検索されるネタですが、記事を書いた当初はGoogleに評価されていないのでアクセスはほぼなし。
ある程度期間が経つことで、記事が評価され上位に上がると安定的にアクセスを集め始めます。
1日120PVをもあれば、年間で40,000PVなのでアドセンスの報酬であれば約1万円ほど。
1記事だけで年間1万円の利益が出るのはかなり大きいですよね?
上位表示を維持できれば、その後もずっと稼ぎ続けてくることにもなるという^^
このように取り扱うネタによって、アクセスの集まり方というのは大きく異なります。
ブログ実践者でアクセスが一度集まってから、急に減ってしまったと凹む人がいますが、主要な記事の寿命が尽きればアクセスが減るのは当たり前です。
一過性のネタを扱っている場合は、今アクセスを集めている記事の寿命が尽きる前に次のヒットを出せるかが重要になってきます。
アクセスを安定的に集めるための考え方
アクセスを安定して集めるためには、記事の寿命を意識するだけでなく他の要素もまた大切です。
記事はネタによって寿命があると知っていても、キーワード選定・ライバルチェック・タイトル付け・正しい記事執筆ができていなければ意味がありません。
さらにそれができている状態で、確実に安定させるために大切なことをお話していきます。
記事の質を高くする
記事の質というとかなり抽象的な表現なので理解しづらいと思いますが、あまりにも内容がない薄っぺらい記事だと上位を維持するのは難しいです。
そのため、アクセスを集めるために自分が狙ったキーワードで訪れるユーザーが何を求めて、ブログに来ているのかを考えて記事を書かなければなりません。
こちらの記事であれば『ブログ 記事 寿命』というキーワードを狙っているので、それを調べる人が知りたいであろう情報を僕なりに考えてまとめているということになります。
これで満足させられるような内容であれば、Googleにも評価されて徐々に上位に上がっていく…というわけです^^
具体的にどう質を高めていくかというのは、図があった方がわかりやすいなら作ったり、言葉足らずならしっかりと文章で伝わるように書いていくなどしていきます。
正直なこと言うと、ココらへんは明確な正解はないというのが本音です 笑
ただ、過去に書いた記事について新しい情報を加筆する必要があれば書き加えたり、自分のレベルが上がってきて昔の記事を書き直すなどやり方は色々あります^^
実際に何度も自分で記事を書いてみて、どう書いたら上位に出やすくなるのかを掴んでいくのが一番の近道ですね。
取り扱うネタのバランス
ネタは一過性(トレンド)と安定と大まかに二つ種類があるわけですが、こちらのバランスも非常に重要になってきます。
特化型ブログであれば、ジャンルによってはトレンド要素がないこともしばしば。
その場合は、上記で挙げていた”記事の質”というのがクリアできていないと戦っていくのは難しいです。
もしも、自分が扱っていくブログジャンルにトレンド性のあるネタが書けるのであれば、ブログ立ち上げ初期は安定ネタも書きつつ一過性のネタを多めに書いた方が成長が早いですね。
しかし、一過性のネタばかりだと寿命が切れるたびにジリ貧になるので、安定ネタも書いて平均PVのベースアップを狙っていきます。
記事作成の手順ができている前提でこの2点を抑えていけば、ブログは簡単に育てていけるので今回紹介してきた内容はぜひとも腑に落として欲しいですね。
参考としてですが、安定ネタしか取り扱わなかった特化型ブログについてはこちらで実践記を綴っています。
⇒【特化型ブログ実践記録】好きなことをブログに書くだけで稼げるのか?
また、一過性のネタを主に取り入れていたブログについてはこちら
⇒特化型ブログ50記事&ほぼ放置で月収10万円達成!アクセス数と成功要因は?
まとめ
今回は長々とブログ記事の寿命、安定的にアクセスを集める方法について解説してきました。
結局のところ何を言いたかったのかという、基本的なやり方を踏まえた上でユーザーが求めている記事を自分の伝え方で書くことが継続的にブログで収益を得ていくカギになります。
自分本位なことばかりで、知りたい情報が書かれていないのは”ただの一人言”なのでそのようなブログは作らないように心がけたいものですね^^
ブログも人に読まれなければ意味がないので!