ブログで狙うキーワードの種類を徹底解説【SEOで稼ぐための基礎知識】
ブログやサイトを使ってSEO集客したり、アフィリエイトを行っていく際に必ず理解しておかなければいけないが「キーワード」についてです。
様々な名称で「〇〇キーワード」と言った言葉があるので、まずはどんなキーワードがどういう意味を表しているかを理解しておきましょう。
・各種キーワードの役割が理解でき、稼ぐためのキーワードがわかる
この記事を書いている僕は、ブログ歴は3年ほどでブログのみの広告収入だけでも月140万円(純利益)を達成しています。
稼ぐことにも焦点を当てつつ、本記事を執筆していきます。
これからSEO集客をメインとしたブログを実践していきたい方は、内容満載なのでお付き合いください。
ブログで狙うキーワードの種類を徹底解説
キーワードとは、GoogleやYahoo!の検索窓に打ち込む言葉のことを指します。
キーワードの名称は様々な種類があり、それぞれがどんな役割のキーワードかを理解していないとブログで稼ぐことは正直なところ難しいです。
反対にキーワードについて正しい知識を持ってブログに取り組んでいけば、集客したい人を集められますし、個人で稼ぐことも可能になります。
SEOの実績でいうと、SEO集客ブログアフィリエイトで月100万円を達成しています。
ブログ実践者の中でも、SEO集客にはまずまず詳しい方と言えるでしょう。
個人レベルでもコツコツと実践していけば、得られる収入が青天井なのがブログの魅力的ところですね。
それでは、必ず知っておかなればならないキーワードについて、重要な順に紹介していくので一つ一つ見ていきましょう。
選定するキーワードの種類
ブログの記事を書いていく上で必ず行う工程が「キーワード選定」です。
個人的には「キーワードを決める」という方が解釈としては正しく認知できると考えています。
選定していくキーワードは
- メインキーワード
- 複合キーワード(サブキーワード)
の2種類です。
メインキーワード
メインキーワードとは、検索するとき最初に入力される1語キーワードのことです。
まずこのキーワードを決めないことには、記事を書き始めることはできません。
具体的なキーワードの例
・Amazon
・ブログ
・コーヒー
しかし、このキーワードだけではユーザーが何の情報を求めているか(検索意図)を的確に理解することができないので、記事を書き進めるのは難しいです。
そのために、複合キーワード(サブキーワード)を見ていく必要があります。
複合キーワード(サブキーワード)
複合キーワードとは、メインキーワードと組み合わせて検索する2語以降のキーワードのことです。
また、サブキーワードとも呼ばれることもあります。
具体的なキーワードの例
Amazon プライム
ブログ 稼ぎ方
メインキーワードとの組み合わせの数によって、「○語キーワード」などとも呼ばれていますね。
通常検索するときに、「メインキーワード+複合キーワード」で検索して知りたいことにたどり着けなかったら、さらにキーワードをプラスして検索するはずですよね。
2~5語キーワード
◯語キーワードとは、メインキーワードと複合キーワードの両方をまとめたキーワードのことです。
2語キーワード→メイン+複合キーワードが1つ
例として、「Amazon」というキーワードの2語キーワードを見てみましょう。
上記のように、メインに対してさらに深掘りした形で複合キーワードが1つ続きます。
3語キーワード→メイン+複合キーワードが2つ
「Amazon プライム」という2語キーワードに続くサジェストキーワードである3語キーワードを見ると、上記のようにさらに具体的に知りたいと検索されているキーワードが表示されます。
大抵は2語か3語キーワードくらいまでしかでませんが、具体的に検索されているキーワードについては4語や5語まで表示されることもあります。
複合キーワードが多くなればなるほど、ユーザーがより知りたい内容が見えてきますね。
例えば、上で紹介した
「ブログ 稼ぎ方」→ブログで稼ぐ方法が知りたい
「ブログ 稼ぎ方 本」→ブログの稼ぎ方を解説されている本が知りたい
「ブログ 稼ぎ方 スマホ」→スマホでも稼ぐことができるブログの方法が知りたい
と言った具合にどんなことが知りたいこととして、求められているかが具体的になってきましたね。
なので、ブログの記事を書く際には極力3語キーワード以上のものを狙うと決めて、記事執筆を始めないとユーザーの検索意図とは異なるコンテンツを作ってしまう可能性があるというわけです。
意図を読み間違えると、ユーザーが求める情報とはズレてしまうので検索結果の上位に上がことはないでしょう…
そもそも3語キーワードで検索結果の上位を取れなければ、2語キーワードで上位を取ることはできません。
理想的な流れとしては、最初は3語キーワードで上位を取り、2語キーワードでも上位を取り、最終的にメインキーワードだけでも上位を取ることです。
検索エンジンが表示するキーワード
こちらでは、実際に検索エンジンで検索をしたときに表示されるキーワードについて解説していきます。
主な検索エンジンであるYahoo!とGoogleが表示する2つのキーワードについて見ていきましょう。
虫眼鏡キーワード
Yahoo!で検索した際に検索結果の上や下に表示されるキーワードが「虫眼鏡キーワード」であり、左側に虫眼鏡マークがあるのが由来です。
こちらのキーワードはYahoo!で実際に検索されているキーワードが表示されています。
そのため、後述で解説しているGoogleのサジェストキーワードよりも、精度はこちらの方が高いです。
サジェストキーワード
Googleで検索した際に検索結果の上下、検索窓に合わせて表示されるキーワードを「サジェストキーワード」と言います。
検索されているキーワードがほとんどですが「Suggest(提案する)」という意味合いからも、提案されているキーワードなので虫眼鏡キーワードよりも実際に検索されているかという点では若干精度は低いです。
関連キーワード
関連キーワードとは、名前の通りメインキーワードに関連するキーワードとして、表示・提案されるキーワードのことです。
上記で紹介した虫眼鏡キーワードとサジェストキーワード両方のことをひっくるめた名称とも言えますね。
虫眼鏡キーワードもサジェストキーワードもリアルに検索されているキーワードなので、記事を執筆する際のキーワード選定時に活用するべき
※僕自身はほとんど虫眼鏡やサジェストキーワードからキーワード選定をしています[/topic]
検索される期間を表すキーワード
キーワードにも寿命というものがあり、長く検索されるものもあれば一瞬だけ検索されるものもあります。
どれかに偏ってもブログのアクセスや収益を伸ばしていく上で効率が悪いので、把握した上で各キーワードについて理解しておきましょう。
検索される期間を表すキーワードは
- ロングレンジキーワード→長期
- ミドルレンジキーワード→中期
- ショートレンジキーワード→短期
以上の3種類です。
ロングレンジキーワード
ロングレンジキーワードとは、長期的に検索され続けるキーワードのことです。
どこまで長く検索されるキーワードを指すかは、人によって多少解釈が異なります。
個人的には、恒常的に検索され続けて、寿命がないようなキーワードが分類されると考えています。
具体的な例をあげると
- 米の研ぎ方
- キリン
- お茶
- しりとり
などと言った、存在し続ける限り、検索されるようなキーワードをロングレンジキーワードと言います。
こういったキーワードをメインとして狙ったブログはアクセスが恒常的に集まり続けるため、収益も安定しやすいです。
ミドルレンジキーワード
名前の通り、ミドルレンジキーワードは中期的に検索されるキーワードのことです。
例を挙げると、
- アニメ作品名
- ドラマ作品名
- オリンピック関係のキーワード
などがそれに当たります。
など数週間から数ヶ月まで多少なりとも検索される期間は変わりますが、一定期間のアクセスが見込めるキーワードが分類されます。
ショートレンジキーワード
ショートレンジキーワードとは、短期的に検索されるキーワードのことです。
例をあげると、
- 災害・事故関係のキーワード
- 24時間テレビ関係のキーワード
- スキャンダル発覚時の芸能人や政治家の名前
などのようなものが当てはまりますね。
数時間から1日程度検索によるアクセスが短期的に集まるキーワードが分類されます。
後述で紹介するトレンドキーワードに近いですが、同じような意味合いでも使われることも多いです。
安定キーワード(恒常的に検索され続けるキーワード)
ロングレンジキーワードとほぼ一緒の意味合いでも使われるのが「安定キーワード」です。
恒常的に検索され続けているキーワードなので、アクセスにムラがなく一定的なPV数を稼げるので安定キーワードで上位表示できている記事が多いとブログの収益も安定します。
上記のアナリティクスのグラフは、安定キーワードのみで作られたブログの1ヶ月分のデータです。
記事更新は不定期ですが、1日平均2~3万PVの間で安定的にアクセスを集めてくれています。
調子のいいときはアドセンス収入だけでも、月に30万円くらい上がるのでアクセスの安定しているブログがあると気持ち的にも安心ですね。
安定キーワードを狙って記事を書き、トレンドキーワードでガツンとアクセスを集めると比較的早く成長させることができます。
安定キーワードはすぐには上位表示されづらい傾向にあるので、トレンドキーワードでアクセスをブログに一気に流すことでアクセスを流す手助けするようなイメージです。
トレンドキーワード(瞬間的に検索需要が高まるキーワード)
トレンドキーワードとは、瞬間的に検索需要が高まり、検索によるアクセスが上記のグラフのように大きく伸びるキーワードのことです。
上記の例は1日平均2000~3000PVのブログで、トレンドネタを狙って1日50000PV以上のアクセスを集めたケースになります。
事前に検索需要が高まることがわかっているキーワードで記事を書いておくことで、大きなアクセスを集めることができます。
トレンドと言っても、検索されるタイミングが来れば、書いてから時間が経ってからアクセスが爆発することもあります。
その事例については、以下のツイート参照。
2年前に書いた記事が大爆発していた。
なんだかんだリアルタイム3000超えをスクショできたのは初めて! pic.twitter.com/Kh4Tlxyjhf— しょーりん@ブログ遊僕民 (@sho_rinrin) 2018年11月23日
こちらは1度トレンドネタとして、狙った記事だったのですが再び検索需要が高まるキーワードであったため、複数回大きなアクセスを集めてくれました。
わかりやすい例で言うと、
- クリスマスなどの行事
- 芸能人のスキャンダル
- 新しい映像作品の公開
- 新商品の発売
などのイベントごとについてはトレンドキーワードが生まれやすいです。
僕は過去に東京都知事選挙などでも、大きなアクセスを集めたことがあります。
なので、かなり広い意味でのイベントでトレンドキーワードが生まれる可能性があると知っておくと良いですね。
検索需要の大きさを表すキーワード
キーワードには、検索需要というものがあります。
検索されるキーワードの需要(検索ボリューム)が大きければ大きいだけ、そのキーワードで上位表示することができていれば大きなアクセスが集まります。
しかし、人が集まるということはそれだけ収益にも結びつきやすいので、ブログの競合が多くなるのは必至です。
反対に検索ボリュームが小さいキーワードは、その競合が少なくなる傾向にあります。
検索需要の大きさで分けると
- ビッグキーワード → 検索需要が大きいキーワード
- ロングテールキーワード → 検索需要が小さいキーワード
と言った名前でキーワードが区別されています。
※表し方によってはミドルキーワードという中間のキーワードも存在します。
ビッグキーワード
グラフの縦軸を「検索ボリューム(検索されている数)」、横軸を「検索量の多い順に並べたキーワードランキング」とします。
グラフで言うところの赤色の部分、検索ボリュームの大きいキーワードが「ビッグキーワード」です。
それだけ、検索される需要のあるキーワードなので、多くのサイト・ブログ運営者が上位表示を狙うので必然的にライバルが多くなる傾向があります。
アドセンスで稼いで行く場合には、より需要の大きいビッグキーワードで上位表示してアクセスを集めることで収益の最大化が可能になります。
立ち上げたばかりのブログでは中々上位表示が難しいので、最初はここを狙っても勝ち目がありません。
なので、以下のロングテールキーワード(スモールキーワード)で上位表示を狙った記事を書いて、ブログを育ててからビッグキーワードを狙っていくという流れが最適ですね。
ロングテールキーワード(スモールキーワード)
ビッグキーワードに対して、グラフの水色の部分の検索ボリュームが小さいキーワードを「ロングテールキーワード(スモールキーワード)」と言います。
ロングテールというのは”長い尻尾”と、グラフで言うところの尻尾のように見える部分であることからその名が付いています。
長くアクセスが集まるとかではなく、アクセスが小さいものであれば様々なキーワードがあるという意味だと解釈しましょう。
検索ボリュームが少ない分、ライバルが少ない傾向にあります。
ただ、ロングテールキーワードでも、購買につながるようなキーワードはライバルが多いです。
商品やサービスのアフィリエイトの場合、アクセスは少なくても成約しやすいキーワードが存在するため、収益に繋がりやすいキーワードにおいては競合がいます。
ブログを立ち上げたばかりの段階では、ライバルが少ないロングテールキーワードで上位を取り、ちょっとずつアクセスを集めてブログを育てていくようにしましょう。
検索意図を分類するキーワードによる検索
今回の記事で紹介するキーワードの中では、一番聞き慣れないものかもしれません。
Webマーケティングの用語として、検索意図を分類するためのキーワード(による検索)があります。
- トランザクションクエリ
- ナビゲーションクエリ
- インフォーメーションクエリ
意図については上記の3つに分けられます。
トランザクションクエリ
トランザクションクエリとは、行動目的のキーワードによる検索のことを指します。
「〇〇したい」という行動を目的とした検索のことです。
具体的な例
ブログ コンサル
パーソナルトレーニング 無料相談
FOD 無料登録
など、行動が前提となっているためアフィリエイトにおいて最も成約に繋がりやすいのは、このトランザクションクエリということになります。
ナビゲーションクエリ
ナビゲーションクエリとは、案内目的のキーワードによる検索のことを指します。
「〇〇へ行きたい」という既に目的とするものが明確な検索のことです。
具体的な例
Amazon
Yahoo!知恵袋
しょーりん ブログ
簡単に説明すると、既に認知しているページたどり着くために検索するキーワードとも言えます。
このキーワードでサイトやブログが検索されるには、認知されている必要性があるため意図的にキーワードを狙う機会はほとんどないありません。
メディアの認知度が高まってくることによって、検索されるようになるキーワードと思っておきましょう。
インフォーメーションクエリ
インフォーメーションクエリとは、情報収集目的のキーワードによる検索のことを指します。
「〇〇を知りたい」という情報を知ることが目的の検索です。
具体的な例
キーワード 種類
コーヒー 淹れ方
ルンバ 価格
検索される意図のほとんどを占めているのが、インフォーメーションクエリになります。
アクセス数を集める上で最も重要になるキーワード検索と言えます。
より具体的な例だと、こちらの記事はインフォーメーションクエリを狙っているというわけです。
アドセンスで稼ぐ場合は、主にインフォーメーションクエリの中でも検索需要が大きいキーワードでの上位表示が必要ということですね。
また、アフィリエイト案件を成約させる場合にも、ここでアクセス数を獲得してトランザクションクエリを狙った記事へと誘導していくことで収益を伸ばすことができます。
その他のキーワード
キーワードの名称で時たま使われるものがあるので、そちらについても解説していきます。
連想キーワード
サジェストキーワードや虫眼鏡キーワードなどではまだ出ていないけれども、これから検索需要が高まるようなことを連想したキーワードのこと。
トレンドアフィリエイトに取り組んでいる人は、この連想キーワードを捉えることが非常に上手です。
ある種の未来予測キーワードとも言えますね。
僕自身も連想キーワードがうまくハマった際に、瞬間的な大きいアクセスを集めたことがあります。
こちらについては、ある程度ブログに慣れてきてユーザーがどんなキーワードで検索するかを理解すると感覚的にわかるようになります。
お宝キーワード
お宝キーワードとは、自分がブログに実践して思いもよらないキーワードでアクセスが来ていることが、分析によってわかったキーワードのことです。
サーチコンソールの検索アナリティクスなどでお宝キーワードを見つけることができます。
以前はGoogleアナリティクスでも見つけることが可能でした。
サジェストキーワードや虫眼鏡キーワードには出ないニッチなキーワードであることがほとんどなので、ライバルがいなかったりする美味しいキーワードとも言えるでしょう。
キーワードの種類まとめ
かなり長々と解説してきましたが、こちらで紹介してきたキーワードについて把握していれば、ほとんどのキーワードについての基礎知識は身についたと思って大丈夫です。
以下キーワードおさらいになります。
選定するキーワードの種類
- メインキーワード
→最初に選定する1語目のキーワード- 複合キーワード(サブキーワード)
→メインの次に決める2語以降のキーワード
検索エンジンが表示するキーワード
- 虫眼鏡キーワード
→Yahoo!の検索結果で表示される需要のあるキーワード- サジェストキーワード
→Googleの検索結果で表示される需要がある提案キーワード- 関連キーワード
→上記の2つのキーワードの総称
検索される期間を表すキーワード
- ロングレンジキーワード
- ミドルレンジキーワード
- ショートレンジキーワード
- 安定キーワード(恒常的に検索され続けるキーワード)
- トレンドキーワード(瞬間的に検索需要が高まるキーワード)
検索需要の大きさを表すキーワード
- ビッグキーワード
- ロングテールキーワード(スモールキーワード)
検索意図を分類するキーワードによる検索
- トランザクションクエリ
- ナビゲーションクエリ
- インフォーメーションクエリ
その他のキーワード
- 連想キーワード
- お宝キーワード
キーワードについての理解ができたら、今後は実際にブログを書くためのキーワード選定を行っていく工程です。
基本的には、メインキーワードを決めて、虫眼鏡キーワードやサジェストキーワードから狙っていくキーワードを見つけていく手順になります。
というわけで、今回は以上になります。
ブログで稼いでいくための必要知識はまだまだあるので、一つ一つ習得していきましょう。
Comment
ありがとうございます。知りたいことが全て載っていました。
コメントありがとうございます!
意図を満たせたようで良かったです