昆虫食は危険なの?オオスズメバチの蜂の子を実際に食べてみた!
どうも、しょ~りんです。
いきなりですが『昆虫食』と聞いてどんな印象を受けるでしょうか?
中には虫を食べるなんてあり得ない!と思う方もいると思います。
僕は昆虫を初めとした生き物が好きなわけですが、虫を食べるというのにはかなり抵抗がありました。
けれども『あること』を知り、その価値観が壊れました。
今回はなぜ僕が昆虫を食べるのかというお話です。笑
※ショッキングな写真などあるので閲覧注意
なぜ昆虫を食べるのか?
誰しも一度は耳にしたことがある昆虫食の代表格は『イナゴの佃煮』ですね。
僕自身もそのくらいの予備知識はありましたが、衝撃を受けたのは身近で見られる虫も食べられるということです。
学生時代に出会った『楽しい昆虫料理』という本にはセミやカマキリ、アリ、クモなど普段何気なく見かける虫達がレシピの材料として使われていました。
な…なんだ、これは…?
この本を教えてくれた友人と昆虫を食べてみようと、昆虫を食べる会を主催することにしました。
一人で食べるのには勇気がいるので大勢を巻き込んで食べてみました。
最初に食べたのはコオロギと蚕の幼虫だったと思います。
コオロギはじゃがいものような穀物の味、蚕の幼虫はブロッコリーの味がしました。
好んで食べようとは思わないけれど、悪くはない…。
さらに興味が沸いて僕は昆虫料理研究家の方が主催する昆虫食イベントに参加することにしました。
そこで食べたものは絶品でした…。
う…うまい! 何だこの味は?!
美味しく食べる方法を追求した上で食べる虫は想像以上。
食べて一番感動したのは『タガメ』です。
他のもので例えると
味はラ・フランス(洋梨)そのものでした。
タガメのエキスをピザにかけて食べたのですが、とてもフルーティーで口当たりが良かったんです。
この時に僕の虫に対する価値観がぶっ壊れました。
僕が昆虫を食べる大きな理由は純粋に
“美味しいもの”があるからです!
あとは今まで味わってきたことのない味を経験できるのがおもしろいというのも理由の一つですね。
例え不味かったとしても”辛い 甘い 苦い 酸っぱい “と言ったような既存の味覚表現では表せない味を経験できるのが魅力です。
東京喰種(トーキョーグール)の月山習が美食を追求する気持ちが何となくわかりましたね。
全然違うか 笑
なのでネタというよりは割りと真剣に昆虫食を楽しんでいます。
常食にまではなっていませんが、時々食べたくなりますね!
昆虫食は危険なの?
大多数の人は昆虫食に抵抗があるかもしれません。
『危険じゃないの?』
中にはそう思う人すらいると思います。
もちろん、食べてはいけない昆虫も存在しますし、生食なんかは非常に危険です!
ただ、それはブタやウシの肉でも一緒ですよね。
食べる際には火を通すなどの調理を行う必要があります。
さすがに僕も火を通したりしないと怖いです。
虫自体が苦手な人は虫を食べてしまったという不快感から問題ないのにお腹が痛くなった人もいます。
なので嫌ならば無理して食べるようなことをしなくて良いです!
基本的には見た目の問題ですね…
ただ、現代では親子で昆虫食イベントに参加する人もいたり、今後食材として一般的になってくる可能性は十分にあると思いますね!
オオスズメバチなど蜂の子を食べてみた!
そして、この間久しぶりに“昆虫食を楽しむ会”に参加してきました。
今回のメインは”蜂の子” 昔から蜂の子は日本でも食べる習慣があるので、抵抗は他の虫より少ないと思います。
というか普通に美味しかったです。
特にオオスズメバチの幼虫は大きく、身がプリプリしていて味も食感も良い。
文句なしに美味でした。
僕はオオスズメバチの巣から幼虫を取り出して調理する担当になったのですが、巣から幼虫を獲る作業も楽しかったですね!
取り出した幼虫の糞抜きをしたり、手間は多少掛かりますがいい経験になります。
調理して出来た料理がこちら
虫を食べるだけでなく蜂の子を調達する際の工程などの話を聞けるなど、とても勉強になりましたね。
さっきから『うまいうまい』と豪語していますが、モノによっては不味いものもあります。笑
僕が食べた中ではカブトムシの成虫は今まで食べた中のもので最高に不味かったです…。
ぜひ、面白い体験をすべく昆虫食に挑戦してみるのはいかがでしょうか?笑
抵抗がある場合はイノシシやクマ、カエル、ジビエ料理からでも楽しめていいと思いますよ!
Comment
こーゆー記事って、めちゃめちゃ勉強になるわー。わたしも、蜂の子食べたい
コメントありがとうございます!
昆虫食は最初は抵抗強いですが、一度経験すると楽しいですね^^